美容皮膚科での治療方法の種類について

美容皮膚科とは?

まず、皮膚科にも大きく分けて2種類あります。
「一般皮膚科」と「美容皮膚科」です。

一般皮膚科は、保険が適用される皮膚疾患に対する対処、治療を行ってくれます。
美容皮膚科は、保険未適用の美容医療や、その美容皮膚科にしかできないオリジナルの施術まで
幅広い治療を行ってくれます。

それぞれのメリット、デメリットについては別の記事にまとめて書きたいと思います。

美容皮膚科における治療方法の種類

ケミカルピーリング

試しやすさ:★★★★★
費用の高さ:★☆☆☆☆
副作用:赤身、痛み、乾燥など
<効果説明>
ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの酸性薬剤を該当箇所に塗布することにより、
肌表面の古い角質を除去し、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促進させることを目的とした治療です。
毛穴の詰まり解消にきびの炎症を抑えるにきび跡の改善などに効果があります。
処置による赤みの発生などがないため、比較的簡単に試すことができます。
また、すぐに化粧などをすることができるため、日常生活に支障をきたしません。
価格は、顔1回につき4,000円~10,000円が目安です。

イオン導入

試しやすさ:★★★★★
費用の高さ:★★☆☆☆
副作用:赤み、痒み
<効果説明>
日常の手入れで行き届かない、真皮に対し微弱な電流を皮膚に流すことで
イオン化した有効成分を肌に与えます。
イオン導入では、特に高濃度のビタミンCを真皮に届けることによって、
にきび予防メラニンの生成を抑制炎症性にきびにきび跡への効果が期待できます。
価格は、顔1回につき5,000円~12,000円が目安です。

光線治療(クロモライト、ライムライト、フォトフェイシャルなど)

試しやすさ:★★☆☆☆
費用の高さ:★★★☆☆
副作用:やけど、色素沈着など
<効果説明>
光線治療は、肌質の改善やにきび跡の改善に効果があるとされる治療方法です。
レーザー治療よりも低エネルギーのため、痛みが少なく、ダウンタイムがほとんどないのが特徴です。
価格は、顔1回につき10,000円~30,000円が目安です。
4、5回程度治療を受けることにより、1か月~数か月間効果が持続するようです。

フラクショナルレーザー

試しやすさ:★★☆☆☆
費用の高さ:★★★★☆
副作用:赤身、痛み、ヒリヒリ感、乾燥など
<効果説明>
フラクショナルレーザーは、肌質を改善することを目的とした治療方法です。
1度の施術で肌の一部をターンオーバーさせ、肌を生まれ変わらせます。
毛穴の開きや、にきび跡の改善に効果があります。
ただし、レーザーの照射は痛みを伴うため、麻酔などを使って施術します。
そのため、施術後は赤みや肌の乾燥を招くため、しっかりとしたアフターケアが必要になります。
価格は、顔1回につき20,000円~30,000円から(1部位だと15,000円から)が目安です。
1か月に1回治療を受け、半年から1年程度治療を続けると効果があるようです。

ダーマペン

試しやすさ:★☆☆☆☆
費用の高さ:★★★★★
副作用:赤み、痛み、内出血など
<効果説明>
ペン型の機器で肌の表面に無数の微細な穴を開けることにより、
肌本来の治癒力を利用して肌の再生を図る治療方法です。
にきび跡やでこぼこしたクレーター肌などに効果があります。
価格は、顔1回につき20,000円からが目安です。
1か月を目安に治療を受けると効果があるようです。

にきびをつぶすとどうなるのか?

にきびは毛穴に存在する皮脂腺から必要以上の皮脂が分泌されることで、毛穴に皮脂が詰まり、そこに細菌が溜まってしまうことで結果としてにきびができてしまいます
このにきび、最初のうちは良いですが、膨らんでくるとつぶしたくなりますよね。
でも、にきびはつぶしていけません

にきびをつぶしてはいけない理由

にきびをつぶすとそこは傷口となってしまい、細菌の侵入口になります
細菌が入り込んでしまうと、炎症を起こし傷跡ができてしまいます
にきびで既に肌が弱っているのに、追い打ちをかけるようにお肌に細菌が繁殖し、にきびが悪化します
にきびを必要以上に大きくしたくなければ、つぶしたり手で触ったりすることは止めましょう

何故にきびをつぶしたくなるのか?

にきびをつぶしたくなる理由、それは、見栄えが悪いからです。
目に見えない部分であれば気になりませんが、顔や胸元、首筋など目に留まりやすい部分にできたにきびほど気になるものはありませんよね。
仮に1つでも頬ににきびができようものなら、つぶして消したくなるのが人間というもの。
ですが潰したが最後、それまで以上にそのカ所に存在感を残してしまうでしょう
”潰したら悪化する”
これを肝に銘じましょう。

にきびをつぶさないと膿・芯が残る?

これは、あなたの思い込みです。
にきびはつぶさなくても様々な方法により除去することができます

1.ティーツリーオイル

ティーツリーオイルは、強力な殺菌作用があります
この作用によりにきびの中の細菌を殺し、炎症を抑える効果があります。
使い方としては、お肌を洗ってから、にきびに直接ティーツリーオイルを少量つけるだけです。
一晩も経てばにきびの炎症は収まるでしょう。

2.玉ねぎ

たまねぎにも殺菌成分が含まれています。
そのため、ティーツリーオイル同様、まずお肌を洗ってからにきびに直接たまねぎを貼ります
これを10分間ほど行うだけでにきびの炎症が収まります
お家に玉ねぎがある人は、嘘だと思ってやってみてください。
きっと10分前の自分がばかだったと思うはずです。

【自宅でできる】にきびケアの4つの手順

【自宅でできる】にきびケアに必要な4つの手順

にきびの予防や、今あるにきびをケアするために、大きく4つの手順がありますので紹介します。
その4つとは、クレンジング、洗顔、化粧水、乳液です。
それぞれの手順のポイントを以下に書いていきます。

1.クレンジング

クレンジングは、メイクをする女性だけがするものだと思っていませんか?
それは違います。
最近は日差しが強く、季節を問わずUVケアをする方も多いと思います。
ですので、UVケアの成分落としや、あるいは脂汚れを除去するために
クレンジングは必要なのです。
脂汚れは特に男性に多いと言われているため、男女問わずクレンジングは行うようにしましょう。
しかしながら、クレンジング製品は多種多様。
何を選べばよいかは以下の3点をポイントに選びましょう。

洗浄力……クレンジングの要。これなくしてクレンジングの存在価値もなし。
保湿力……クレンジングではお肌に少なからず刺激があるため、お肌へのダメージを抑えるために重要です。
配合成分…お肌に刺激を与えたり、必要以上の皮脂を落としてしまうことがあるため、添加物の少ない製品を選びます。

中でも、洗浄力は重要です。
クレンジングの目的はお肌の汚れを取ることです。
かといって洗浄力の強い製品を使えば肌に刺激が強く、
かえって逆効果になることもあるため、洗浄力を意識した製品購入を行いましょう。

また、女性はメイクがあるためクレンジング製品を選ぶにも一苦労かと思います。
ご自身のメイクの濃さを目安に製品のタイプを選びましょう。
【メイクが濃い場合】
・オイル
・リキッド
・ジェル
【メイクが薄い場合】
・クリーム
・ミルク

お肌の研究所オススメの製品タイプは、クリームになります。
クリームタイプのクレンジング製品はお肌のへの刺激が低いと言われています。
(メイクが薄い人向けなので、そもそもメイク自体がお肌への刺激が比較的少ないので当然ですよね)

使うクレンジングが決まれば、次は使い方です。
クレンジングの使い方は以下の通りです。

1.500円玉を一回り小さくした大きさの量を取り出す
2.おでこ、鼻、左頬、右頬、あごの5点につける
3.なでるように顔全体に伸ばす
4.汚れがお肌から出ているような感じがしたら洗い流す←ポイント

2.洗顔

クレンジングの後は、洗顔です。
洗顔のポイントは手で泡立てることです。
市販の泡立てネットなどを使うと、使うたびに雑菌が繁殖するため、本末転倒になりがちです。
ですので、毎回毎回きれいな手で泡立てることできちんと洗顔することができるのです。

3.化粧水

洗顔の後は、化粧水です。
化粧水は保湿するために使います。
化粧水のポイントは手ではなく市販のコットンを使うことです。
なぜなら、コットンを使うことで毛穴が引き締まりやすくなり、保湿力が高まるからです。
(手で行う場合、体温により化粧水が温まり、毛穴が開いてしまうため保湿力が減少します)

1.コットンに500円玉くらいの量を表裏両方浸す
2.顔の下から上になでるように化粧水を塗る(ぽんぽんと叩くのはお肌に刺激があるためNG)

4.乳液

化粧水の後は、乳液です。
乳液は保湿成分をお肌に閉じ込めて逃がさない働きをします。

1.手に1円玉くらいの量をとる
2.おでこ、鼻、左頬、右頬、あごの5点につける
3.なでるように顔全体に伸ばす

乳液の伸びを感じなくなったら完了です。

以上で、自宅でできるにきびケアの手順はおしまいです。
最初は「ケア用品多いな」慣れてしまえば、

【コンビニで買える】にきびに効果的な食べ物

コンビニは便利

コンビニって便利ですよね。
今や至るところに存在し、食べ物や飲み物の他にも衣類や生活用品も充実。
まさに便利の一言に尽きます。

さて、このコンビニで購入できる、にきびに効果的な食べ物をご紹介します。
コンビニはジャンクフードがいっぱい、というイメージですが、
体に良い栄養素が詰まった食べ物もたくさんありますので、
ついつい寄ってしまいがちなコンビニではジャンクフードではなく、
これから挙げる食品を買うようにしましょう。
なお、各食品に含まれている栄養素のもつ役割については
別記事で触れていますので、あわせて参照してみてください。

食べ物

アーモンド

アーモンドをはじめとしたナッツ類には、ビタミンEなどが豊富に含まれています。
しかし、注意事項として脂質も高めの食品となっていますので、摂り過ぎには注意です。
毎日数粒程度をお菓子代わりにつまむと良いでしょう。

豆腐、納豆

いわずもがな、大豆イソフラボンが含まれており、ホルモンバランスを整えます。
また、LDLコレステロールが少ないのでコレステロールを原因とする病気(胆石症、心筋梗塞など)にかかりにくいです。
※LDLコレステロールは悪玉のことです。HDLは善玉。

トマト

トマトにはリコピンが含まれており、抗酸化作用があるため、皮膚の老化を防止します。
にきびに直接効くかと言われると少し微妙ですが、老化を防止する=新陳代謝が若い頃と同じということなので間接的には良い影響があると言えます。
ちなみに、トマトジュースなどの加工食品も良いですが、糖質が多く含まれるので飲み過ぎには注意しましょう。

ゆでたまご

たまごには新陳代謝を活性化させるビタミンAや、乾燥防止につながるたんぱく質が豊富に含まれています。
一日1個は食べられると良いでしょう。

飲み物

野菜ジュース

特にトマトジュースや、ビタミン群の豊富なレモン、グレープフルーツなどの柑橘系のジュースが良いでしょう。
ただし上述の通り、糖質も多いので摂り過ぎには注意しましょう。

ユンケル(ローヤルC)

ユンケルにはローヤルゼリーという抗酸化作用の高い食品が詰まっています。
効果としてはホルモンバランスの調整が挙げられます。
難点としては、500円弱と少し値が張る点でしょうか。
社会人の皆様であれば、普段使いというよりかは、給料日の直後などに景気づけに買われてはいかがでしょう。

チョコラBBドリンク

こちらは説明するまでもないでしょう。
製品の説明にも肌荒れやにきびに使え、と書いてあります。
中身はビタミンB2、B6が含まれています。
また、カフェインなどの眠気を飛ばすものは入っていませんので、寝る前に飲むのも良いでしょう。
(成長ホルモンが出る22時~2時のゴールデンタイムに摂取して就寝するとベスト)

豆乳

上述していますが、大豆食品には大豆イソフラボンが含まれています。
ホルモンバランスを整えてくれるので、便秘の解消や新陳代謝の活性化が期待できます。

病院で処方される薬でにきびに効果があるものとは?

病院へ行くメリット

病院へ行くメリットは、ズバリ2つあります。

1.にきびの状態がひどい(炎症を起こしている)状態も改善できる
ただし、あくまで自力のスキンケアよりも効果が高いという意味です。
医療の力を借りたとしてもひどいにきびの場合は完全治癒できるとは限りません
ちなみに、これに加えて美容皮膚科の場合は、
それぞれの人の肌質に合わせて治療法を変えることも可能です。

美容皮膚科での選択肢

美容皮膚科では主に以下の治療方法が存在します。

・ピーリング
・レーザー
・イオン導入
・注射

なお、これらの方法の詳細については別記事で触れていきます。

2.専門家のアドバイスがもらえる

これは、自身の独学での調査は時間がかかりますし、
そこから得た知識では効果的な治療なのかどうか判断できない場合があるため、
短期間で的確な判断をしてスムーズな治療を行えることがメリットになります。

病院へ行くデメリット

もちろん、病院へ行く場合のデメリットもあります。
大きくは4つ

1.治療費が高額になりがち

皮膚科で行われる治療法や処方薬は保険が適用されます。
しかし美容皮膚科などで行われる上記のような治療方法は
保険適用外のため、ある程度の治癒に費用がかさむことは覚悟しましょう。
どれくらいの費用が掛かってしまうのかも、別記事で触れていきます。

2.完全治癒するわけではない

自力スキンケアよりもきれいに治癒できる可能性は高いです。
しかしながら何もなかった頃のように完全な治癒ができるとは限りません。
お金をかければかけた分だけ報われる、というわけではないので
そこを納得の上、病院へ行きましょう。

3.治癒までに時間を要する

一番初めに書きましたが、病院へ行く人のにきびは、
ある程度症状が進行しているため、治すのに時間を要します。
また病院の治療は注射やレーザーなど自力スキンケアよりも
お肌に負担がかかるため、場合によっては赤みが出たり、かさぶたになる場合があります。

4.別のお肌トラブルが発生する

赤みやかさぶたがそのままシミになってしまい、
別のお肌トラブルに発展する場合があります。
そのため、病院での治療後もお肌へのアフターケアはしっかりと行いましょう。
病院で治療を受ける場合はアフターケアについても事前にしっかりと確認することが重要です。

病院は何科が良い?

上述の通り、既にバレていると思いますが、
病院は皮膚科または美容皮膚科が良いでしょう。
皮膚科では専用の器具が揃っていますし、触診やその場での施術も可能です。
美容皮膚科では上述の通り、様々な選択肢があり皮膚科とは違った角度から
治療を行うことができます。

にきびに効果がある薬

ビタミン剤

ビタミン剤は正直なところ、病院でなくとも薬局で手に入ります。
しかしたいてい量が多く使いきれなかったりするので、
一定期間分だけ必要量を入手したい場合は病院での処方がおすすめです。
摂取するビタミンの種類は、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンEが良いでしょう。
効能としては、新陳代謝促進や皮脂の過剰分泌の抑制になります。
こちらについても服用期間として2週間を目安にしましょう。

抗生物質

抗生物質は皮膚科で処方してもらえる内服薬になります。
効能としては、にきびの原因菌であるアクネ菌の殺菌になります。
処方してもらう際は、ロキシスロマイシンミノマイシンを伝えると良いでしょう。
なお、治療期間の目安として2週間服用しても改善しない場合は、別の手段に移行しましょう。

漢方薬

漢方薬もビタミン同様、病院でも薬局でもどちらでも入手できます。
種類としては、清上防風湯エキス顆粒や桂枝茯苓丸加慧以仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)が良いでしょう。
効能としては、にきびの炎症抑制、アクネ菌の殺菌、ホルモンバランスの調整が挙げられます。
特にホルモンバランスの調整が素晴らしい点ではありますが、漢方薬は人を選び、
吐き気やめまいを誘発する場合がありますので注意しましょう。

思春期にきびと大人にきびの違い

思春期にきびと大人にきびの違いは?

一言でいうと、毛穴を詰まらせる原因が違います

思春期にきびは、10代にできるにきびのことです。
原因は、過剰な皮脂分泌によって毛穴が詰まることでにきびができます。
思春期は成長ホルモンの分泌が活発になり、このホルモンが皮脂腺を刺激することで
過剰な皮脂分泌が起こります。
特に、皮脂が分泌されやすい顔回り(おでこ、鼻などのTゾーン)にできやすくなります。

大人にきびは、20代以降にできるにきびのことです。
原因は、ターンオーバーの乱れによる古い角栓や角質による毛穴の詰まりでにきびができます。
しかしながら、大人にきびについては一概にターンオーバーの乱れとは限らず、
生活習慣が不規則になりがちだったり、化粧品からのお肌への刺激、空気の乾燥、ストレスなど
様々なものが原因となり得ます。
特に、口周りや頬などの乾燥しやすい部分にできやすくなります。

思春期にきびへの対策


出典元:https://www.clearasil.jp/expert-advice/acne-explained/

先ほども述べましたが、思春期にきびは特に顔のTゾーンにできやすいため、
気になってしまい、頻繁に触ってしまったり、メイクでごまかすことによって
刺激を与えがちです。
しかしにきびに対しては刺激は与えてはいけません
ですので、対策としては以下を心がけます。

1.患部を清潔に保つ
2.皮脂分泌量を抑える
3.患部の殺菌を行い、炎症を防ぐ

患部を清潔に保つ

にきびは毛穴が詰まることによって起こります。
裏を返せば、毛穴が詰まらなければにきびはできません。
ですので、毛穴に詰まりがちな皮脂、メイクなどによる汚れを
洗顔でしっかりと取り除きましょう
このとき、ポイントとしては皮膚に刺激を与えないようにするため、
洗顔料はしっかりと泡立て、こするのではなく撫でるように洗いましょう。
ポンプタイプの洗顔料や、泡立てネットを使うのがオススメです。

皮脂分泌量を抑える

皮脂分泌量を抑えるには、保湿が重要です。
お肌の皮脂分泌のバランスを整えるためには、保湿が重要です。
先にも述べましたが、にきびの原因の1つに「乾燥」が挙げられます
お肌が乾燥すると、それから身を守るために体は皮脂をもっと分泌しようとします。
ですので、自ら保湿を行うことで体から余分に皮脂を分泌させることを防ぎます

患部の殺菌を行い、炎症を防ぐ

患部の殺菌を行うには、優しく洗うことが大事です。
そして洗い流すだけでなく、炎症を防ぐために抗炎症成分の配合された化粧品や、
病院から処方された抗生物質などを並行して利用することが大事です。
自覚症状がなければ、まだにきびは炎症していないと言えますが、
なるべく重症化させないためにも、早めに病院に行くなどの検討を行いましょう。

大人にきびへの対策

まず知っておいてほしいことは、
大人にきびは思春期にきびと違い、長期的な治療が必要ということです。
ですから、毎日洗顔と保湿をすることで患部を清潔に保つことを意識しましょう。
具体的な対策は以下です。

1.化粧品やヘアケア用品はお肌に優しいものを使う
2.紫外線対策をする
3.十分な睡眠をとる
4.食事からお肌に良い栄養素を摂取する

化粧品やヘアケア用品はお肌に優しいものを使う

化粧水は敏感肌用のものを使いましょう。
敏感肌用のものはグリチルリチン酸などの消炎効果が含まれているものもあるため、
白にきびなどの初期にきびに効果が期待できます。
また、ビタミンC誘導体含有のものも効果的です。
ビタミンCは皮膚の色素沈着を軽減してくれる力があります。
ですので、サプリメントでビタミンCやトラネキサム酸、Lシステインなどを
内部から摂取することも炎症を抑えたり赤みや黒ずみを防止する効果があります。
反対に、乾燥肌の方はエタノールが配合されている用品を
使用するとヒリヒリしてしまう可能性があり、にきびを悪化させてしまう
原因になる可能性があるため、品質表示を確認して、
エタノール無配合のものを選びましょう。
また、油分の多くなりがちなクリームタイプの化粧品も使用を避けましょう。

紫外線対策をする

日焼けするとにきびが見えにくくなってラッキー!
と思っている人は少なくないでしょう。
しかしそれは間違いです。
紫外線はにきび自体を日焼けさせ、シミとなって
消えにくくなってしまう恐れがあります。
ですので、将来キレイなお肌であり続けるためにしっかりとUVケアや
サングラスをするなどして紫外線対策を取りましょう。

十分な睡眠をとる

別の記事でも書きましたが、お肌にとってターンオーバーは非常に重要です。
ですので、睡眠時間をしっかりと確保し、正常にターンオーバーが行われる
下地を作りましょう。
特に22時~2時はターンオーバーのゴールデンタイムです。
この時間には睡眠に入れるような生活習慣に変えていきましょう。
職業柄など、どうしてもこの時間に睡眠が難しい場合は、
なるべく同じ時間帯に眠れるように生活リズムを整えていきましょう。

食事からお肌に良い栄養素を摂取する

食事はターンオーバーの促進にとても重要です。
なぜなら、お肌に良い栄養素というものが存在するからです。
栄養素の中でもにきびにとりわけ効果の高いものは、たんぱく質です。
たんぱく質はお肌だけでなく髪、内臓、筋肉など様々な部分を構成している物質になります。
たんぱく質の他には、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEが良いです。
上記が多く含まれる食べ物としては、豚肉、海藻類、キノコ類、かぼちゃ、人参などです。

肌のターンオーバーとは?

ターンオーバーとは?

ターンオーバーとは、お肌の生まれ変わりや新陳代謝のことです。
皮膚に新しい細胞が誕生し、それが成長。保湿成分などが作られます。
しかしこの細胞は最終的に垢となって肌から剥がれていきます。
この一連のプロセスのことをターンオーバーと呼びます

皮膚の構造はどうなっているか?

お肌は、大きく「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造でできています。

図にある通り、表皮は内側から
「基底層」「有刺層」「顆粒層」「角質層」「皮膚膜」があります。
ターンオーバーはこの表皮(の層)で行われている活動になります。

ターンオーバーの仕組み

ターンオーバーは、「基底層」で新しい細胞が生まれることから始まります。
基底層で生まれた新細胞は、およそ14日をかけて一番上の角質層まで上昇します。
そしてそこでさらに14日をかけて角質層でお肌のバリア機能を果たし、垢となって肌から消えていきます。
なお、それぞれの層は以下の役割があります。

有刺層…余分な成分を分解、除去
ここから14日間かけて顆粒層へ
顆粒層…保湿成分の生成
ここから14日間かけて角質層へ
角質層…うるおい(水分)の保持、外部からの攻撃(刺激)を防御(バリア機能)

つまり、ターンオーバーは28日間の周期で行われるのです。
このターンオーバーがなんらかの原因で周期的に行われなくなると、
にきびや肌荒れの症状が現れてきます。
ですので、どんなに良い成分の化粧品や薬を使おうとも、
新しい細胞を作る働きをするターンオーバーが正常に行われなければ、
お肌はキレイになりません

ターンオーバーの周期を乱す原因

ターンオーバーの周期の乱れは、睡眠不足や栄養の偏った食事など
色々挙げられますが、取り分け大きな影響を持っているのは、
鉄分不足になります。

鉄分不足が何故ターンオーバーを阻害するのか?

鉄分は人間の血液に含まれる赤血球の中にあるヘモグロビンという物質を構成する要素になります。
ヘモグロビンは酸素を全身に行き渡らせる働きがあります。
そして、基底層(表皮)で新細胞を作るためには、更に下の層である皮下組織に酸素や栄養素を運ぶ必要があります。
が、ヘモグロビンが減少した状態だと、酸素が全身に回りにくくなり、結果としてターンオーバーしにくい状態となります。
ターンオーバーしないとどうなるか?皆さんお分かりですね。
毛穴に皮脂や角質が詰まり、にきびの原因になってしまいます。

鉄分を補給するには?

鉄分は体に吸収されにくい

鉄分は数ある栄養素の中でも特に体に吸収されにくい成分です。
一般に、植物性の食品からの吸収率は2%~5%程度。
動物性の食品からの吸収率は10~20%と言われています。

どうしたら吸収されやすくなるか?

鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が良くなると言われています。
レモン等の果物と一緒に、卵黄やエビ、サバなどを摂取するようにしましょう。
しかしながら1日当たりの鉄分の必要量は決まっており(成人男性で10㎎、成人女性で15㎎)、
摂り過ぎも良くないため、鉄分量を気にしながら摂るようにしましょう。

(おまけ)鉄分の吸収を阻害する食べ物

反対に、鉄分の吸収を阻害してしまう食べ物は、
コーヒー、緑茶、ワインになります。
具体的には、この食べ物の中に含まれるカフェインやタンニンと呼ばれる物質
吸収を阻害します。
さらに…実は、便秘解消にも効果があるとされている、食物繊維は、
鉄分の吸収を阻害し、摂取した鉄分を体外へ排出してしまいます。
ですので、食物繊維と鉄分は同じ食事中に摂らないようにしましょう。

(おまけ)真皮層はターンオーバーしない

ターンオーバーは表皮層で行われる活動のため、
「コラーゲン」「エラスチン」「繊維芽細胞」「基質」などがある
真皮層ではターンオーバーは行われません
したがって、赤にきびや紫にきびなど、炎症のひどいにきびに進行
してしまった場合、にきび跡になりやすくなります。
ここまでくると、薬による治療では完全に治癒することは難しいです。
そのため、レーザー治療など外科的療法を取らねばならなくなります。

にきび跡・クレーターを消す方法

にきび跡は何故できるのか?

にきび跡は、赤にきびや黄にきび、紫にきびなどのケアができず、
最終的に肌の真皮層までダメージが及んでしまったがために出来てしまいます。
新陳代謝、いわゆるターンオーバーでお肌が生まれ変わるのは表皮層(肌の表面上の部分)まで
のため、結果としてにきび跡が残ってしまいます。
にきび跡が残ってしまったお肌は、ターンオーバーがされないため美容成分や保湿成分が
浸透しづらい状態にあります。

つまり、このようなお肌にどのような薬、美容成分が含まれた化粧品を使ったとしても
効果が発揮されません。

では、どのような方法を取ればにきび跡は改善されるのか?
以下に記載していきます。

にきび跡改善のポイント

1.浸透力の高い化粧品を使う

上にも書いたように、ターンオーバーがされない限りにきび跡は治りづらいです。
であれば、ターンオーバーがされやすいように、真皮層まで届きやすい浸透力の高い化粧品を使いましょう。
にきび跡に良いとされる製品はネット上で簡単に検索できます。
「にきび跡 浸透力」などで検索し、ヒットする製品を試してみましょう。

2.抗炎症成分の配合されている化粧品を使う

にきび跡ができてしまうのは、赤にきびをはじめとした
症状が進行しているにきびをケアできていないことが原因です。
ですので、丁寧なケアをするために、抗炎症成分の配合されている化粧品を使い、
にきび肌の状態を改善していきましょう。
特に抗炎症成分としてオススメなのは、グリチルリチン酸、ビタミンCです。
お肌に優しく、症状の悪化を防ぐことができます

にきび跡を作らせない習慣作り

肌に汚れを残さない

日々の生活でお風呂に入ったり、シャワーを浴びたりすると思います。
このとき、シャンプーやボディーソープ、洗顔料などを使ってお肌を洗うと思いますが、
しっかりと洗い流すことを意識しましょう
また、メイクは必ず落としてから寝るようにしましょう。
汚れが残ったままにしたり、メイクを落とさずに寝てしまうとお肌のターンオーバーが
行われにくくなり、にきびが治りにくくなってしまいます。
(余談ですが、メイクを落とさずに寝てしまった場合、
5歳老ける、1か月間のスキンケアが無駄になると言われています

スキンケアは「低刺激」を意識する

良く聞くことかもしれませんが、洗顔時や体を洗う際、
ゴシゴシとこするように力強くお肌を洗うことは避けましょう
お肌をこすったり強く押したからといって成分がより深い層まで浸透する、
と考えるのは浅はかです
成分の刺激が少ないもの、そして使った時もお肌をいたわるように、
優しく撫でるように洗うことを心がけましょう。

女性ホルモンとは?

女性ホルモンとは何者?

女性ホルモンは、大きくエストロゲンとプロゲステロンの2つに分けられます。
エストロゲン…皮脂分泌を抑制し、肌の潤いやハリを保ち、きめ細やかな肌を保持
プロゲステロン…皮脂分泌を促進し肌が荒れやすくなる
この2つは以下の周期に合わせてどちらかが増減することを繰り返します。
生理後~排卵…エストロゲン↑ プロゲステロン↓
→結果として肌の調子が良くなる
排卵~生理 …エストロゲン↓ プロゲステロン↑
→結果として肌の調子が悪くなる

女性ホルモンが乱れるとどうなる?

女性にも男性ホルモンは存在し、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れると
様々な影響があります。大きくは以下。

1.肌荒れ
2.にきび
3.情緒不安定
4.更年期障害
5.生理不順
6.抜け毛
7.頭痛

ホルモンバランスの改善方法

ホルモンバランスを改善する方法は以下の通りです。

1.低用量ピル
低用量ピルは避妊薬ですが、エストロゲンとプロゲステロンを一定にするため、
ホルモンバランスのコントロールに役立ちます
現在の低用量ピルは、ホルモン量が低めに抑えられており、副作用はほとんどありません。
ただし、多少の吐き気、むくみ、頭痛などを感じる人も中にはいます。
2.十分な睡眠、適度な運動
3.バランスのとれた食事
まず初めに言っておくと、女性ホルモンは食事から摂取できません
しかし、ホルモンの分泌を促す栄養素を食事から補えば、
ピルのような副作用もなくホルモンバランスを調整することができます
摂取すべき栄養素は以下です。

1.ビタミンB6    →卵、ナッツ類、赤身肉・赤身魚などの脂肪の少ない肉類、バナナ、パプリカ、サツマイモ、玄米
2.ビタミンE    →ナッツ類、ウナギ、大豆、穀類、カボチャ、にんじん、トマト、ニラ、バジル、ブロッコリー
ビタミンEは光に弱いので、直射日光を避けましょう。調理などによる熱は問題ありません。
3.ビタミンC    →ブロッコリー、キャベツ、ゴーヤ、キウイ、いちご、柿、みかん
4.オメガ3脂肪酸   →魚(サケ、マグロ、マスなど)、甲殻類(カキ、ムール貝、カニなど)
5.亜鉛        →切り干し大根、ごま、アーモンド、海苔、ココア
6.大豆イソフラボン  →大豆、大豆製品(納豆、きな粉)、油揚げ、味噌
この中でも、特に大豆イソフラボンは女性ホルモンとよく似た構造をしているため、
ホルモンバランスを整えてくれる効果が高いです。
一日の目安摂取量は75㎎ですので以下を目安に食べましょう。
木綿豆腐…1/2丁 42g
納豆…1パック 36g
きな粉…大さじ2 19g
油揚げ…1枚 12g
味噌…1杯20g 6㎎

男性ホルモンとは?

男性ホルモンとは何者か?

男性ホルモンは男性機能に深く関係するホルモンです。
精巣 (睾丸)から分泌されるテストステロンをはじめとしたこれらのホルモンは、
総称して「アンドロゲン」と呼びます。
アンドロゲンは、95%が精巣、5%が副腎で作られています。
なお、テストステロンは以下の効果があります。

テストステロン(男性ホルモン)の効果

・集中力アップ
・モチベーションアップ
・性欲向上
・筋肉量の増加・維持
・生活習慣病の予防、健康増進
・精神安定

また、テストステロンの値が高い男性はモテると言われています。
これは、生殖能力が高く健康状態の良い男性に分泌されるからのようです。

しかしながら男性ホルモンは10~20代をピークに加齢とともに減少します。
これは避けることはできませんが、健康を保つことで減少量を抑えることが可能です。

余談ですが、男性ホルモンは女性ももちろん分泌しています。
なんなら男性よりも男性ホルモンの分泌量は多い(女性ホルモンの10倍を分泌)です。
しかし男性ホルモンの最大量は男性のほうが多く、女性のほうが圧倒的に少ないです。

男性ホルモンが分泌される仕組み(読み飛ばしてもOK)

男性ホルモン分泌のメカニズムは、脳の視床下部から「GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)」が分泌され、
脳の下垂体に働きかけることにより、下垂体から「LH(黄体化ホルモン)」というホルモンが分泌されます。
これが精巣に働きかけることで男性ホルモン(テストステロン)が分泌されます。
一方、脳の視床下部から「CRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)」が分泌され、
脳の下垂体に働きかけることにより、下垂体から「ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)」というホルモンが分泌されます。
これが副腎に働きかけて男性ホルモンが分泌されます。

男性ホルモンを増やすには?

筋トレ

男性ホルモンを増やすには、自重やマシンを使った筋力トレーニングが良いです。
筋肉に負荷をかけると、身体がより多くのテストステロンを作る必要があると判断し、
テストステロンの分泌量が増えるためです。

適度なダイエット(標準体重の維持)

減量をすることはテストステロンの増加につながります
なぜなら、肥満の人はテストステロンの値が低い傾向にあるためです。
自身の標準体重を計算し、減量しましょう。
さらに、これに加えて筋トレをすることで高い効果が見込めます。

炭水化物・糖質の摂取量をセーブ

テストステロンと糖質の摂取量とには密接な関係があります。
炭水化物や糖質を多く摂取すると、テストステロンの分泌量は減少します。
テストステロンを増やすためには、できる限り炭水化物や糖質を控えることが重要です。

アルコール摂取を控える

アルコールを大量に摂取してしまうと、身体がストレスを感じます。
これにより、男性ホルモンの分泌量が増えません。
絶対に飲んではいけないということではありませんが、
多量のアルコール摂取を控えることで、男性ホルモンの分泌量減少を抑制できます。

ビタミンD、亜鉛の摂取

ビタミンDと亜鉛は男性ホルモンの分泌量を増やす役割を果たします。
亜鉛は直接的な男性ホルモン増加効果はありません。
しかし、亜鉛をしっかりと摂取することで体調が整い、結果的に男性ホルモンが多く分泌されるようになります

十分な睡眠をとる

しっかりと睡眠時間を確保し、質の高い睡眠を取ることで男性ホルモンの分泌が増加します。
また、22時〜2時はテストステロンが分泌されるゴールデンタイム。
この時間に質の高い睡眠を取れるか否かが重要ですので、意識してこの時間に睡眠をとるようにしましょう。

男性ホルモンを増加させる食材

前述のビタミンD、亜鉛の含有量が豊富な食材を食べるようにしましょう。

ビタミンDの豊富な食材

ビタミンDを多く含む食材は以下です。

・しらす干し
・いわし
・鮭

亜鉛を多く含む食材

亜鉛を多く含む食材は以下です。

・生乳
・チーズ
・豆類
・肉
・魚

また、最近は亜鉛のサプリメントも販売されているので、
購入を検討することも考えてみましょう。

その他、男性ホルモンを増加させる食材

・山芋
・ネギ類
・人参
・アボカド