肌のターンオーバーとは?

ターンオーバーとは?

ターンオーバーとは、お肌の生まれ変わりや新陳代謝のことです。
皮膚に新しい細胞が誕生し、それが成長。保湿成分などが作られます。
しかしこの細胞は最終的に垢となって肌から剥がれていきます。
この一連のプロセスのことをターンオーバーと呼びます

皮膚の構造はどうなっているか?

お肌は、大きく「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造でできています。

図にある通り、表皮は内側から
「基底層」「有刺層」「顆粒層」「角質層」「皮膚膜」があります。
ターンオーバーはこの表皮(の層)で行われている活動になります。

ターンオーバーの仕組み

ターンオーバーは、「基底層」で新しい細胞が生まれることから始まります。
基底層で生まれた新細胞は、およそ14日をかけて一番上の角質層まで上昇します。
そしてそこでさらに14日をかけて角質層でお肌のバリア機能を果たし、垢となって肌から消えていきます。
なお、それぞれの層は以下の役割があります。

有刺層…余分な成分を分解、除去
ここから14日間かけて顆粒層へ
顆粒層…保湿成分の生成
ここから14日間かけて角質層へ
角質層…うるおい(水分)の保持、外部からの攻撃(刺激)を防御(バリア機能)

つまり、ターンオーバーは28日間の周期で行われるのです。
このターンオーバーがなんらかの原因で周期的に行われなくなると、
にきびや肌荒れの症状が現れてきます。
ですので、どんなに良い成分の化粧品や薬を使おうとも、
新しい細胞を作る働きをするターンオーバーが正常に行われなければ、
お肌はキレイになりません

ターンオーバーの周期を乱す原因

ターンオーバーの周期の乱れは、睡眠不足や栄養の偏った食事など
色々挙げられますが、取り分け大きな影響を持っているのは、
鉄分不足になります。

鉄分不足が何故ターンオーバーを阻害するのか?

鉄分は人間の血液に含まれる赤血球の中にあるヘモグロビンという物質を構成する要素になります。
ヘモグロビンは酸素を全身に行き渡らせる働きがあります。
そして、基底層(表皮)で新細胞を作るためには、更に下の層である皮下組織に酸素や栄養素を運ぶ必要があります。
が、ヘモグロビンが減少した状態だと、酸素が全身に回りにくくなり、結果としてターンオーバーしにくい状態となります。
ターンオーバーしないとどうなるか?皆さんお分かりですね。
毛穴に皮脂や角質が詰まり、にきびの原因になってしまいます。

鉄分を補給するには?

鉄分は体に吸収されにくい

鉄分は数ある栄養素の中でも特に体に吸収されにくい成分です。
一般に、植物性の食品からの吸収率は2%~5%程度。
動物性の食品からの吸収率は10~20%と言われています。

どうしたら吸収されやすくなるか?

鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が良くなると言われています。
レモン等の果物と一緒に、卵黄やエビ、サバなどを摂取するようにしましょう。
しかしながら1日当たりの鉄分の必要量は決まっており(成人男性で10㎎、成人女性で15㎎)、
摂り過ぎも良くないため、鉄分量を気にしながら摂るようにしましょう。

(おまけ)鉄分の吸収を阻害する食べ物

反対に、鉄分の吸収を阻害してしまう食べ物は、
コーヒー、緑茶、ワインになります。
具体的には、この食べ物の中に含まれるカフェインやタンニンと呼ばれる物質
吸収を阻害します。
さらに…実は、便秘解消にも効果があるとされている、食物繊維は、
鉄分の吸収を阻害し、摂取した鉄分を体外へ排出してしまいます。
ですので、食物繊維と鉄分は同じ食事中に摂らないようにしましょう。

(おまけ)真皮層はターンオーバーしない

ターンオーバーは表皮層で行われる活動のため、
「コラーゲン」「エラスチン」「繊維芽細胞」「基質」などがある
真皮層ではターンオーバーは行われません
したがって、赤にきびや紫にきびなど、炎症のひどいにきびに進行
してしまった場合、にきび跡になりやすくなります。
ここまでくると、薬による治療では完全に治癒することは難しいです。
そのため、レーザー治療など外科的療法を取らねばならなくなります。

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